【株式会社メディチュア 代表取締役 渡辺優】
■「地域の需要変動への応答性」に該当したのは41病院
2026年度改定において、地域医療指数(体制評価指数)に「地域の需要変動への応答性」の評価項目が新たに導入された。4月8日に開催された中央社会保険医療協議会・総会にて係数の内訳が示され、全国で41病院がこの「地域の需要変動への応答性」に該当したことが判明した。がん、脳卒中、周産期などの項目ごとのポイント制で評価される体制評価指数において、「地域の需要変動への応答性」はマイナスポイントとなる項目である。
そもそも、なぜマイナスポイントとなる「地域の需要変動への応答性」を国は導入したのだろうか。このテーマを議論した25年11月26日の中医協総会の資料を引用する=資料1=。
この資料の右下のグラフにあるように「ばらつきが著しく小さい医療機関」に対する説明に対し、需要変動への応答性に乏しい可能性があると説明されている。一方、左下の「ばらつきが平均程度の医療機関」には、需要変動に応じてばらつきが生じると説明されている。
多くの医療機関の病床稼働の日次変動を見ている筆者からすれば、
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次回配信は6月3日を予定しています
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